
個別問題について
もう、ほぼほぼ個別問題は簿記論と同じなので以下を参考にしてみてください^^
多分簿記論の勉強をしていると財表の計算は簡単に思えるかも!


総合問題の集計方法について
財務諸表論の総合問題は、本試験で問われる貸借対照表や損益計算書を作成することになります。
総合問題の集計の方法がいくつかあるのでお伝えしますね。
それぞれ見ていきますよ!
その1:T字勘定に書き込んで集計する


写真の紙質がちょっと微妙で申し訳ないのですが(;’∀’)
この計算方法は、ミスは少ないと思いますがT字勘定を科目ごとに書き出すのが大変という事です。
ただ、金額の変動が多い
現金
売掛金
などは、T字勘定は書いた方がミスは少ないです。
本試験で配布される計算用紙をうまく使っていきたいところです。
その2:決算整理前残高試算表に直接書き込む


本試験では通常ノーマルな出題パターンですと、前TBから後TB(決算整理後残高試算表)の穴埋めを埋めていく形です。
そうすると、問題用紙には前TBが載っています。
この方法は問題を解いていく過程で、前TBに直接金額を+△していく方法です。
変動がありそうなところは、最後に解答用紙である来後TBへ金額を入れていきますが、もう動かない科目はどんどん解答用紙に金額を埋めていきます。
2時間で仕上げなければいけないので、答えはすべて出ていたのに、解答用紙には記入していなかったら0点です・・・
デメリットは、これもやはり金額の変動が大きい勘定科目は記入する場所がどんどんなくなるという事です。
その3:仮計算表を作成する


仮計は、B4の計算用紙を6等分にして表面にB/S(貸借対照表)の科目を書いて、裏面にP/L(損益計算書)の科目を書いて集計する方法です。
この集計方法が最も確実に集計できます。
が、
まず仮計を作成する時点でめっちゃ時間がかかります(;’∀’)
私がここに各勘定科目の金額を書くのに20分はかかっていました。
注意点としては、問題用紙から(前TBなど)、仮計への転記ミスです。
これをミスってしまうと、すべてが終わります・・・(´;ω;`)ウッ…
例えば、
7,654,123
が正しい金額なのに、
765,423
と、【1】が抜けていた場合、金額が変わるのでその後、いくら問題を解いても正確な金額は出せないというとても恐ろしいミスなのです。
これ、本当に注意が必要です。
まとめ
財務諸表論の計算方法についてお伝えしました。
集計方法も何パターンかありますが、どれが自分に合うのかわからない時はすべて試してみるのがおすすめです。
金額の変動が多いのはT字勘定を作り、その他は前TBに直接書き込むという方法をあわせるのもありです。
総合問題を何度も解いていくうちにあなたのパターンができるので、時間を測りながら是非チャレンジしてみてくださいね。
財務諸表論の理論の勉強方法については以下も参考にしていただければ幸いです^^

