冬の寒い夜には、暖かい羽毛布団が欠かせません。羽毛布団に包まれると、心地よい眠りにつけますよね。
でもその羽毛布団を洗濯するとき、意外な問題に直面することがあります。洗濯後に布団がペタンコになり、硬くなってしまうことがあります。ふっくらしていた布団が、なぜ洗濯でそのような状態になるのでしょうか。
洗濯でペタンコになってしまった羽毛布団を、もう一度ふんわりとさせることは可能なのでしょうか？
この記事では、洗濯で固くなってしまった羽毛布団をどのようにふんわりと復活させるか、具体的な方法をご紹介します。
洗濯後に羽毛布団が平たくなる理由とその対策
「洗濯可能なはずの羽毛布団を家で洗ったら、予想外に平たくなってしまった…」そんな厄介な事態に遭遇したことはありませんか？
清潔を保つために洗濯したはずなのに、逆に布団のふんわり感がなくなってしまうとは、なんとも残念なことです。
実は、羽毛布団が洗濯後に平たくなってしまう主要な理由は、布団内部の羽毛が水分を吸収してしまうからなんです。
洗濯する前、羽毛は布団内で各々が独立していて、空気を含んだその状態が、羽毛布団特有の柔らかさを作り出しています。
ところが、洗濯により羽毛が水を吸収すると、人間の髪の毛と同じように水分を保持してしまい、元々ふんわりとしていた形がしぼんでしまうのです。
このため、もともとは離れていた羽毛同士が互いにくっついてしまい、空気を含まなくなることで、布団全体が平たく固まってしまいます。
ただし、清潔さを考慮すると、羽毛布団をまったく洗わないわけにもいきませんよね。
では、洗濯で平たくなってしまった羽毛布団を、どうやって元のふんわりとした状態に戻せるのでしょうか？
洗濯でしぼんだ羽毛布団ふわふわ復活のコツ
洗濯で平たくなった羽毛布団を、もとのふんわり感に戻す方法について、考えたことはありますか？重要なのは、布団から水分を適切に抜き取り、絡まった羽毛を適切にほぐすことです。
羽毛布団の水分を取り除くためには、主に以下の2つの方法が有効です。
・専門店の大型乾燥機を使用する方法
・自宅で行う乾燥方法
それぞれの方法を具体的に解説します。
専門店のコインランドリーを使用する方法
羽毛布団の水分を効率良く取り除くには、コインランドリーの大型乾燥機の使用が推奨されます。
自宅での干しよりも手間がかからず、短時間で布団をふんわりと仕上げることができます。大型の乾燥機は布団が活発に動くため、羽毛の絡まりを解消するのにも効果的です。
ただし、羽毛布団を乾燥させる際には、高い温度設定を避けることが重要です。高温で乾燥させると羽毛の自然な油分が損なわれ、乾燥し過ぎる可能性があります。
自宅で行う乾燥方法
コインランドリーへ布団を持っていくのが難しい場合は、自宅でじっくりと乾燥させる方法もありますが、時間と手間を要することを理解しておく必要があります。
まず、洗濯後の羽毛布団を、風通しの良い日陰の場所で丁寧に干します。このとき、洗濯ポールを2本使って布団をローマ字の「M」の形に干すと、風通しがより良くなります。布団が完全に乾くまで十分な時間をかけましょう。
乾燥が完了したら、布団を大きく振って形を整え、空気を含ませるようにします。そして、羽毛が絡まっている部分を手で優しくほぐすことで、もとのふんわりとした状態に近づけることができます。
宅配クリーニングで手軽に羽毛布団をキレイに！
自宅で羽毛布団を洗濯するのはできますが、乾燥には相当な時間と労力がかかりますよね。
そこでおすすめなのが、プロのクリーニングサービスを利用すること。専門店に任せると、自宅での面倒な作業を省略できるだけでなく、布団もふんわりとした理想的な状態で戻ってきます。
また、「乾燥不足で布団がペタンコに」などの洗濯失敗のリスクもなく、安心して任せられます。
とくに便利なのが「宅配クリーニングサービス」。自宅から布団を送り、受け取ることができるので、重たい布団を運ぶ手間がいりません。
集荷を依頼してから、ふんわりと仕上がった布団が届くのを待つだけ。配送には時間がかかりますが、自宅での手間と比べれば断然ラクになります。
さらに、各クリーニング店は洗剤や洗い方にこだわりを持っているため、サービスや料金の比較は各店のウェブサイトで行うと良いでしょう。
ししもとクリーニングは肌にも環境にも優しい
ししもとクリーニングでは、安全な自然石鹸を用いた個別洗いで、羽毛布団を一枚ずつ丁寧にクリーニングします。
このため敏感肌の方や赤ちゃんがいるご家庭でも安心して利用できます。
ししもとクリーニングの特徴は以下の通りです。
・合成洗剤不使用で、肌にも環境にも優しい自然石鹸を使用。
・他の布団と混ぜずに一枚ずつ完全個別洗いを実施し、安心。
・布団ごとに最適な洗い方を実施するためのカルテを作成。
・漂白剤を使用せず、布団の生地や中綿を傷めない。
・天日干しを行わず、外部からの花粉などの付着を防止。
・特殊な素材や頑固な汚れにも対応。
このように、ししもとクリーニングでは一枚一枚の布団に細心の注意を払いながら、肌と環境に配慮した洗い上がりを実現していますよ。
