税理士試験の受験科目 順番の話

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くま
この記事では税理士試験の受験する科目の順番についてみていくよ
目次

税理士試験の受験科目の順番はどうやって決める?

一般的なパターン

■1年目
簿記論
財務諸表論

■2年目(先に必須科目を制覇したい場合)
法人税法 or 所得税法

■3年目
残りの選択科目2科目

だいたいは簿財から始める人が多い印象ですね。
これはどうしてかというと、税法受験者というのは簿財をクリアした人が多いんですね。

という事は、
簿財の合格率上位10%~15%を越えてきた人達が多い

結果、レベルが高い人の集まり

競争が激しくなる

こんな風に考えられます。

違うパターンその1

■1年目
消費税法(または理論問題数が少ない科目)

■2年目
簿記論
財務諸表論

■3年目
法人税法 or 所得税法
税法の科目1科目

この場合は、税法科目を先に1科目でもいいから取りたい場合に考えるパターンかと。

一番最後に重い科目を持ってくるのも中々モチベーション的には大変な気もしますね。
あと、法人税法と所得税法のどちらか+他の税法科目となると、かなり時間的には厳しいので覚悟が必要だと思います。

違うパターその2

■1年目
簿記論
財務諸表論
消費税法

■2年目
法人税法 or 所得税法
税法もう1科目

結構、時間が比較的取れる大学生がこのパターンにしてる人が多いです。
勉強に専念できますしね。

必ずしも合格するとはいえないのが税理士試験の難しさです・・・

番外編

通常、5科目すべて合格を勝ち取ることができればいいのですが、それが時間的にも年齢的にも厳しい場合は以下の方法もあります。

会計科目 簿記論・財務諸表論
税法科目 理論題数が少ないなど自分が取りやすいと思える科目 1科目

上記3科目合格+大学院へ進学し税法2科目免除を狙う

要は税法2科目は合格ではなく、大学院を卒業して論文が通れば晴れて税法2科目分が免除になり、

税理士試験の資格が取れるという事です。

この場合、必須科目の法人税法or所得税法の合格の有無は問いません。

最近では、この大学院免除を狙っている人も多いと思います。

で、大学院免除にしようと決めたはいいけれど気になることがありませんか?

1.大学院免除って税理士法人など勤務先で馬鹿にされるのでは?
2.5科目取っている人がえらいみたいな風潮あるよね?

1.大学院免除って税理士法人など勤務先で馬鹿にされるのでは?

気が引ける人もいるらしいですが、気にするのは同じ税理士試験受験者だけで、
お客様からは大学院免除とか5科目合格とか、関係ありません。

例え、法人税法など合格していなくても実務で詳しくなったり勉強した入りして
知識が豊富ならそれだけでお客様からの信頼は得られると思います。

税理士になってからも勉強は必須ですね!

2.5科目取っている人がえらいみたいな風潮あるよね?

これも先ほどの話と同じで、気にするのは税理士試験受験者のみです。

確かに、国税三法と言われる、法人税法、所得税法、相続税法を持っている先生だと

「すご~~~い!!!」

ってなります。しかもストレートで合格しているなら尚更そう思ういますよね。

ただ、実際にふたを開けてみるとみんながみんなストレートに合格している人の方が少ないんです。

取得科目にこだわるのか、

いち早く税理士になるのか、


そこを考えるだけでも、受験する科目も受験する科目の順番も変わってくると思います。

ちなみに、理論の題数が少ないからと言って受かりやすいという事は決してありませんので誤解のないようにしてくださいね^^

まとめ

今回は税理士試験の受験する科目の順番をみてきました。
人それぞれ勉強しやすい科目とか、どうしてもこれは勉強したい!という税法もあるかもしれませんので
一つの目安になれば幸いです^^

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