
1回で合格したりして優秀なんだよね・・・
こんな風に思ったことはありませんか?
合格する人としない人の違いってどこにあるの?
ここ最近の合格率は
平成28年度 | 平成29年度 | 平成30年度 | 令和元年度 | 令和2年度 | |
---|---|---|---|---|---|
簿記論 | 12.6% | 14.2% | 14.8% | 17.4% | 22.6% |
財務諸表論 | 15.3% | 29.6% | 13.4% | 18.9% | 19% |
簿記論、財務諸表論のみ見ていますが、平成29年度の財表の3割弱の合格率以外は10%台と低めです。
1000人受験しても120人から150人くらいしか受かりません。
合格した~♪
と、SNSで声をあげる人たちはほんの一握りという事になります。
多くの人が毎年涙をのんでいます。
合格したらだれかに聞いてほしくて発信したいけど、落ちたらそんな事、言いたくないですよね(;_:)
じゃあ、違いってどこにあるのでしょうか。
合格する人がやっていること
1.毎日テキストにふれる
2.理論も毎日コツコツ覚える
3.時間のやりくりをして必ず1日のうちどこかで勉強する時間を作る
4.最後まであきらめない気持ちを持っている
1.毎日テキストにふれる
どんなに忙しくても、必ずテキストの目を通したり問題を解きます。
体調不良等で寝込んでしまったら、復活後に巻き返します。
2.理論も毎日コツコツ覚える
毎日、毎日、必ず覚えます。
覚えたところは頭の中で、声に出しながら、復唱します。
寝る前や朝起きてすぐなど、理論暗記の時間を決めてしまいます。
3.時間のやりくりをして必ず1日のうちどこかで勉強する時間を作る
最初は大丈夫だと思うかもしれませんが、年間通してこれをやり抜くのは至難の業です。
日々の積み重ねが重要。
4.最後まであきらめない気持ちを持っている
何年かけてでも合格を勝ち取る人は、気持ちでも負けません。
本試験後、自己採点がボーダーラインに満たないときでも、次を考えます。
もうダメ・・・(;_:)
なんて、思う気持ちよりもどうやったら合格するのかを考えるのです。
合格できない人がやりがちなこと
1.1日でもできない日があると先延ばしにしがち
2.理論も1日覚えない日があると、次の日にやればOKとこれも先延ばしにしがち
3.勉強時間が取れない言い訳ばかりする
4.自分はダメかも・・とネガティブになる
1.1日でもできない日があると先延ばしにしがち
1日さぼると、その後の復習が大変になります。
2日さぼると、さらに大変に。
3日さぼると、もう戻れないかも。
2.理論も1日覚えない日があると、次の日にやればOKとこれも先延ばしにしがち
理論をなめてはいけません。
毎日コツコツ覚えていても普通に忘れます。それが通常なんですね。
1日、間があいただけでも、どんどん忘れます。そうすると覚えなおしが大変になります。
3.勉強時間が取れない言い訳ばかりする
何かにつけて言い訳しがちです。だって、子供が~とか、仕事が~とか、家族が~とか。
資格試験の勉強は、絶対にやらなければいけない事ではありません。
できないのなら最初から選択しない事です。
4.自分はダメかも・・とネガティブになる
ネガティブがいけないわけではないけれど、マイナスに考えてもいい事はないんですよね。
わたしもいろんな事で落ち込むことはありますけど、引きずらないようにしています。
だって、マイナスに考えても何も変わらないから。
だったら前を向いて努力する時間を多くとった方が少しでも前に進めますよね。
まとめ:結局は努力と時の運もある
税理士試験においては勉強する努力は当然だったりします。
周りはみんな必死です。
あとは、その時の運しだい。
合格率が高い年なら合格しやすいかもしれない。
受験した時の問題が自分の得意な部分ばかりなら合格するかもしれない。
その年によって、出題も違うのでこればかりは何とも言えません。
本試験終了の時間の最後の最後まであきらめない。
最低限この気持ちは忘れずに勉強に取り組むのがベストだとわたしは思っています。
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